さすらい37

未だ見ぬ台を求めて<それは奇跡、夢の様なひととき>


小山駅へ到着してまもなく、RM線に乗り換えASKG駅へ向かう。
かなり空いていたので余裕で座る事ができた。


 
ASKG駅周辺。

ASKG駅に着き、周辺地図で現在地と周辺の確認。迷わず歩き始める。
WTRS川(最近AYYがリバイバルで歌っている歌の題名にもなっている)を越え
ASKG-S駅(TB線)に行き、そこからTB-ISSK線に乗るという手筈になっている。


しかし歩けど歩けどWTRS川は見当たらない。


いくら歩けどそれらしき川は全く見えず、途方に暮れかかると街角に一軒のセブンイレブン。
喉が渇き腹もすいていたのでおにぎりとジュースを買いつつ聞き込みする。

店員の兄ちゃん曰く(私が歩いてきた方向を指差し)
「この道をまっすぐ行くとASKG駅がありますので、地下道で線路の向こう側に出て
 さらに川を越えてすぐに右ですね。歩くんですか?ASKG駅でも結構遠いですよ」

そうか、そうだったか。
周辺地図を見たときの不思議な違和感は間違いではなかったのだな。
大丈夫さ、兄ちゃん。だって今そこからここまで歩いてきたんだから。


再びASKG駅へ向かって歩き始める。旅はまだ始まったばかり(不安感)


 
橋の上から撮影。美しい、本当に美しいWTRS川の景色。



ASKG-S駅に到着。

すぐ前に某大学付属高校があり、生徒の帰宅ラッシュに重なってしまう。
普通は込みそうなので、ここはリッチに大人の魅力で「特急RM」に乗る。
目的のOT駅までは4駅ほど。


OT駅に着き、周辺地図でホテルの場所を確認。今度は大丈夫そうだ。
その割には勘で方向を決めて歩き出す。
一度は通り過ぎてしまったが、無事今回宿泊する「ホテル古久三」に到着。
ここはホテルの前に旅館だったらしい。そのときに森鴎外が宿泊したとのこと。
そんな話を聞いて今回選んだのは和室。


ごく普通の和室でしたが(笑)


ここでの目的は「弁慶」と「ミラクル」の2機種。
フロントで住所を見せて弁慶設置店の場所とアクセスを確認。
どうやら公共交通機関よりはタクシーで行った方がいいらしい。
タクシーを1台手配してもらう。



パチン(笑)

タクシーで10分ほどで弁慶設置店「NL」へ到着。
なかなかレトロなたたずまいは、いつもの興奮と期待を感じさせてくれる。
入店してまず聞こえたのが最近よく聞く拳法男の気合の声だったのには少々ヘコんだが
懐かしい台が並ぶパチンコのシマに一安心。



弁慶殿・・・16年ぶりですね。

平和の羽根モノ「弁慶」 ALL13
16年前、私が一人でのホールデビューを果たした時の頃の台。
貯留が無いかわりに役モノ内の凸がラウンド後半で反転する。
そうするとVの入賞率が上がって継続するようになっている。
もちろんパンクは多いが100円から遊ぶ事が出来る。


パチンコを始めた頃の想いが蘇ってくる。
16歳の頃、1000円札1枚を資金に必死で釘を見ていたあの頃。
あの頃にパチンコの楽しさと面白さを教えてくれた台がまだ稼働している事。
言い表す事も出来ない感謝の気持ち。


 
(左)ビッグタイガー。この羽根の開きっぷりに感動。まさに水平。
(右)ブラボーセンチュリー。一度も当たった事ありません。次回の目標に設定。


このお店では1000円札を100円玉10枚にする両替機がある。
弁慶やビッグタイガーなら100円からでも楽しめる。
Vゾーンに吸い込まれる玉に一喜一憂して、知らず知らずのうちに時間が過ぎる。
最後に打った某格闘技系セブン機で数珠3連してしまい、5200個を流す。

名店にまた出会うことができた。出来るだけ早くもう一度訪れたい店。

閉店ギリギリまで打って、タクシーでホテルへ。
腹が減ったので何か食おうとしたのだが、食える店を探すのに一苦労。
なんとか見つけたガストで遅い夕食。そのままホテルへ戻って就寝した。

明日は朝一でミラクルを。

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