さすらい37
未だ見ぬ台を求めて<それは奇跡、夢の様なひととき>
まだ打ったこと無い台がある。 残存する旧台も今年限りでは?という予測もたっている今、どうしても打っておきたい。 しかし問題はその場所までのルート。 昨年の冬に車を失い、電車などの移動でなんとかこなしてきた今年。 私は根っからの田舎者であり、電車にあまり乗ったことが無く慣れていない。 しかしこうしているうちにも時は過ぎてゆく。悩んでいる暇はない。 電車での移動で旅打ちに出かけることを決意した。 時刻表を片手に、予め電車に関する知識を詰め込む。 不安はあったがそれを吹き飛ばすくらいの興奮と期待。 やがて湧き上がる新鮮な感覚に胸躍る。 11月4日(木) いつ頃からこのような空気抵抗を軽減しまくるフォルムに変わったのか。 仙台発10:55の新幹線で宇都宮へ向かう。 新幹線に乗るのはあの最後のニュースター以来か。 めっきり足が遠のいた新白河駅を過ぎ、しばらくして宇都宮へ到着。 確かウィンクルがあったはず。 ギョウザの街、宇都宮。仙台からは結構近い。 レト氏のサイトの掲示板でそのお店の店員さんの書き込みを見ていつか行こうと思っていた。 しかしあれから随分時間が経ってしまい、ウィンクルがあるのかどうかもわからない。 確かめるのにはいい機会、そう思った。 駅前の周辺地図で現在地を確認し歩き始める。 目印として記憶していたTレンタカーの営業所を探しながら歩く歩く。 ひたすら歩く。ただひたすら・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんなに遠かったか? マピオンの地図で確認した時にはもっと駅に近かった気がする。 その地図を思い出した時、駅前で見た周辺地図が突如カットイン。 駅前に戻り周辺地図で、ある事を確認する。 うん、そうだ。そうだった。 「そうだ、やっぱりカットイン記憶は正しかった。つまりこっちじゃなくて逆側の出口」 動揺は無い。なぜならよくある出来事だから。 逆側の出口からしばらく歩くとTレンタカーを発見。 目的のお店はここから近いはず・・・と周囲の探索。 すぐ近くには1軒のパチンコ屋。名前が微妙に違うがとても似ている。 入店しシマを見回ってみると、どこにでもある店と同じで北斗の拳が大量導入されている。 ウィンクルは影も形も見当たらなかった。 駅に戻り宇都宮線の時刻を確認。電車に乗り込み小山駅へ向かう。 続きへ |