さすらい57
四国〜川は流れて日は暮れて、山のお寺の鐘を聴く


海に囲まれた土地が好きな私。
そんな訳ではないのですが、今年こそは四国へ旅をしようと思っていました。

私が見てみたいと子供の頃から思っていた2大場所があり
きっかけは「釣りキチ三平」という漫画なのですが
平成17年9月に訪れた「有明海」と、今回訪ねる「四万十川」です。

そんな生まれながらにしてのShimantist〜シマンティストである私の
今回の旅への気合の入り方は並大抵のものではなく(当社比)
今年の初めには四国の地図を買い込み・・・まぁそのくらいなのですが
東北の地図以外持っていないという事を考えると、それはそれは気合が入っているのです。


そうして仙台空港を出発し広島空港へ到着しまして、さてレンタカーを借りようと。
普段使っているT社を今回はあえてパスし、今回はNレンタカーで借りることにしました。
免許証のコピーをとったり料金を払ったりと手続きを終えて
本郷ICまでの道を教えてもらい(結局迷ったのは秘密)
荷物を持っていざ車に乗り込もうと外に出ようとした時に気付いたのです。

「あの・・・免許証を返していただけませんか?」


 


以前も休憩したことのある福山SA。五平餅が大好きです。
タコの天ぷらも食べたかったのですがお店が休みでした。

しかしどうもブレーキ(リア)がカックン的な挙動を見せるのですが
整備はバッチシですと言われていますので信じることにします。





倉敷JCTから瀬戸大橋を通り、香川県坂出市に向かいます。

今回のルートを決める時に色々と迷ったのですが、各地を軽めに訪問し四国一周か
内容を濃くして半周するかという事で一ヶ月近く悩んでいましたが、今回は半周を選択しました。
選択の決め手になったのは、讃岐うどんをゆっくり楽しみたいという事と
四万十川周辺に2泊したいという事でした。





しかし、初めて訪れた土地では初っ端から財布の紐の緩み方が半端じゃないですね。
沖縄と九州初訪問の時の浮かれ具合をふと思い出してしまいました。

坂出に着いたら時刻は既に15時を回っていて、福山での食事は実は朝食でしたという事実の元
ホテルチェックインの前に減った腹を満たそうと、うどんを食べに行く事にしました。





まず訪れたのは宇多津にあるおか泉。
セルフ店や製麺所に行こうとも思ったのですが、どうしていいかわからなくなるのが
とても怖かったので今回は一般店に入ることにしました。





ぶっかけ(冷)を注文。10分ちょっとで出てきました。

美味しいです。

蕎麦とうどん、どちらかを選ぶとしたら圧倒的な蕎麦派でありまして
しかもうどんにはちょっとトラウマがある私ですが、うどん好きになりました。

食べた後に軽い放心状態で余韻を楽しみ、おか泉を後にしてホテルへ。
ニューセンチュリー坂出というホテルを予約していたのでチェックインを済ませ
坂出の街をしばし散策。





散策ついでに坂出駅にあるうどん屋へ入ってみようと目論んでいたのですが
残念ながらお休みでした。
ホテルに戻り部屋で過ごし、夕食を食べてないことに気がつきますが
さりとて他に目当ての場所も何も無し

とくれば・・・





おか泉へ今日2度目の訪問。



醤油豆をつつきながら、本日2杯目のうどんを待ちます。





2杯目は生醤油。醤油の分量がいまいちわからなかったのですが
大根おろしの優しさに助けられ、美味しくいただきました。
すだち絞り汁の味も良いアクセントになっていました。

一日に2杯もうどんを食べたなんて初めての事です。

食の世界が広がっていく不思議な不思議な旅の始まりです。


2日目へ続く