さすらい52
素晴らしき全ての旧台たちへ
小倉に着いた私が向かったのはもちろん「ひまわり」。 こうしてはっきりと記載するのは何年ぶりか。 どうしたってここに来るのは今回が最後になるのだ。 あと4日、4日過ぎれば全てが今までとガラリと変わってしまう。 どうしてこのようになってしまうのか、今はもう考えても仕方ない。 ただ私が出来る事は、ここで打つだけ。 今まで好きでやってきた事を最後までやり遂げる。 この日の夜には広島に向かわないといけないという事情もあり、とにかく早回しをした。 もっとじっくりと打てば良いと思うのだが、一回でも多くボーナスを引きたかった。 店内には旅打ちと思われる打ち手が一人いて、私の台のパトライトが回るたびに 後ろに立ってボーナスを揃えるまで見ている。 今回は後ろで見られることが多いなぁと思った。 最後である事を知っていたのか、アペックスもなかなか好調だった。 アメリカーナマグナムに比べたら相性悪い気もするこの台。 BIG引けないと言う事態も覚悟していたのだが・・・なんか結構凄いし。 クレジット内でBIGが連荘した時には小躍りした。 いつ見ても違和感の塊であるMINI-BONUSも重要なボーナスの一つ。 この日の昼飯はもちろんこのラーメン。一番食べ慣れた味。 刻一刻と迫る時間の中、いつしかよく後ろで見ていた旅打ち人はいなくなっていた。 広島までの新幹線の切符は既に確保しているので 出来る限りギリギリまで打ち小倉駅に向かう。 ここで一泊できなかった事は残念であったが、ここならまた来る事もあるだろう。 思い出を語れる日がきっと来ると信じて、小倉を後にした。 そして私の最後の旅打ちのフィナーレを迎える場所へ。 新幹線に乗り込み小倉を後にする。 そして広島駅で下車。私はフィナーレの場所にここを選んだ。 ホテルにチェックインしてdaimannさんからの連絡を待つ。 彼は仕事中で広島市には居ないという事で、今夜の飲みは無いが 明日はご一緒していただけるとの事で、時間などをメールで決めたりした。 テキトーに飯を食って、明日の引き強を願って就寝。 続きへ |