さすらい51

一足早い春の訪れ、遠き場所にて


3月10日(金)



2003年7月に訪れ、それ以来の訪問になるこの店。
今まで行こうと思わなかったわけではなく、むしろ2度試みたが
1度目は天候、2度目は私の仕事の都合に阻まれた。

そして今回が3度目の正直。
鹿児島空港への直結便が無い仙台空港からこの場所に行く為には
福岡空港で降りて陸路を使わなければならない。
そこから距離にして370kmの高速使用のロングドライブ。
長距離ドライブに慣れている身、しかし決して近いとは言えない。

10時過ぎ、定刻より早く着いてレンタカーを借りる。
普段込んでいるレンタカー屋は意外なほど空いていて
そしていつものコンビニでカーナビのルートを設定する。

今回は鹿屋市に宿をとったので、万全の態勢で打つことが出来る。
いつかの、鹿児島で打ってその日のうちに別府へ行くと言うルートは
今思うと間違いだった気がするが、それは気のせいだろう。



熊本に412を打ちに行った時に、台風で店が壊れてしまっていたてんぷら屋は
見事な復活を遂げていた。復活おめでとう。

話はいきなり鹿児島に入ってしまう。

高速道路ロングドライブを終え、下道をひたすら南下する。

 

東北ではありえない風景に、もう感動しっぱなし。菜の花・・・咲くの早すぎ。まだ3月ですから。



極めつけの一枚。ここって学校なんですよ。
私は運転していたので、撮影はゴリさんにお任せしていました。ナイスセンスでした>ゴリさん。


鹿屋市のビジネスホテルにチェックインし、高山いすゞに向かう。
時間にはだいぶ余裕があり、心躍らせいすゞに向かう我々。
到着したのは良いものの、さて・・・文字が消えていて店内も真っ暗。
募る不安。



「こんにちわー」

返事が返ってくる事も無く静まり返った店内を不安げに徘徊する私たち。
これは怪しい、あまりにも怪しい。
近所の方に通報されないうちに車に引き返し、MOPさんに連絡を取る。
両替機に貼られた紙に書かれている電話番号に連絡をすれば、お店の方が来てくれるとの事。
何度目かのコールで繋がり、打たせてもらえる事になった。

正直冷や汗モノでした。

数分後にお店の方が来てくれて、晴れてバイマスを打つ事になる。
「お前先月バイマス打ったじゃねえか」
そんな小悪魔的な事を言ってはいけません。
先月のバイマスと、今現在ここにあるバイマスは別物です。(無制限だとかそう言う事じゃなくて)
所変われば品変わる、そんな感じです。(中身は一緒です)
旅の醍醐味みたいなそういう要素です。


 

ファーストパターンはバケでした。あ、もちろんバケ天井でした。



程なくしてゴリさんにもバケ。これもバケ天井だったと。

 

前回はビッグの天井まで打ち込んだゴリさんが今回は爆裂。
私はバケの連続で息も絶え絶え。なんだか以前と逆のような気がするが、そのは気のせいだろう。


 

諦めずに現ブツを繰り返して手に入れたビッグチャンスは格別。
投資中にMOPさんがやってきて、速攻でボーナスを引き捲くっていた。

 

楽しい時間はあっという間に過ぎる。
お店の方に閉店時間を聞き、更なる気合を入れて回す。



ギリギリになって降臨したアニマル目。フラグはREGでも衝撃は一番大きかった。

 

 

そしてとうとう閉店時間となり、僅か残ったメダルを流す。
お店の方に挨拶、そして話を少しして店を後にした。
たった2回しか来れなかったけど、大好きだった「高山いすゞ」。
この味のある素敵なお店で過ごしたかけがえのない時間、永遠に記憶に残しておこう。



近くのファミレスで遅い晩飯を3人で食ったのはいいが、
食い終わった瞬間から気分の悪くなる私。そこそこ話して解散となった。
あっという間に一日目が過ぎた。明日は福岡に舞い戻る。

続きへ