さすらい50

昭和の香りが漂う街で


2月18日(土)

2006年初っ端の遠征地に関西に決めたのは昨年12月。
今までは上空を飛び越えてばかりで行く事が無かったが、大好きなワンダーセブン
バニーガール、バイキングマスター、そして素晴らしいパチンコ台があると言う事で
勇気を出して行ってみようと決心した。
勇気と書かれたその内容は2つほどあるが、電車が苦手だと言う事が一番大きい。

そして最近の鉄板パターンになりつつある、急な予定変更。
今回も何故か2泊3日の予定を1泊2日に変更せざるを得ない事態になってしまう・・・
そして最近恒例の通常料金。金の延べ棒なんて、ありゃしないのに・・・。

2年ぶりに車を所有し、空港までの道のりには不安無し。
時間と気分に大いなる余裕を持ちつつ搭乗を待つ。
伊丹空港までは1時間20分程。一眠りして気が付くと既に降下を始めていた。
眠り心地は抜群だった。なぜならそれは通常料金だから。



空港に着いてすぐに見つけて買った「なにわリズムライター」。こんなの大好き。



今回はレンタカーは借りないので(大阪の街で運転する自信無し)
電車に乗るべく目的の駅までバスで移動する。

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近鉄YY駅に到着し、店を探す。ホームからそれらしきものが見えたことは見えたのだが
自他共に認める方向ウォンチュウ(音痴)の私は、そんな微細な手がかりでは
目的地にたどり着く事が出来ない。
歩く覚悟をして近くの自販機でお茶を買う。水分補給は大事だ。



あっけなく見つけることが出来た。こんなに近かったのね。

ワンダーセブンと言えば思い出すのは福岡県行橋市にあった巨人パチンコ。
ゴリさんと共に私が九州で一番初めに入った店だ。
上に青いパトライトとワンダーセブンがズラリと並ぶ姿は、まさに圧巻という他なかった。
今回訪れたKという名の店はパトライト告知仕様ではなかったが
あの時の感動を思い出すには十分すぎるほどであった。
こんな素晴らしいお店に、今までどうして来れなかったものか。



投資7本目で右上に滑り落ちてきた7が、眠くなりかかっていた私の眼を覚ました。
そのメダルは2回のREGが揃っただけで、全て飲まれてしまうのだが
追加3Kで再びBIG。そしてそのメダルもあっさり飲まれてしまう。
2本追加でBIG。飲まれて追加2本でREG。そのメダルでBIG。
その追加タイムの間に大阪在住の左ネリナさんがやってきていて
挨拶とかお土産を渡したりしていた。
そうしているうちに、やっとワンダーセブンがやる気を出す。

それからは追加投資をすることなく、半箱程度まで伸びる。
しかし残念ながら時間はそろそろという頃だった。
当初2泊3日のはずで、1枚連荘するまで打ち込む予定だったが
1泊2日に短縮せざるを得なかった為に、そろそろ切り上げて尼崎に
向かわなければならなかったのだ。

交換をし、店長のいかりやさん(推測)と話をして、ちょっと1本だけと背中合わせのコンテスト。
これがなんか1本でBIG3連荘。すみません、浮いてしまいました。

左ネリナさんと電車で尼崎のバニーガール設置店に向かう。
はっきり尼崎と書けるのは、今はもうバニーは撤去されてしまったからだ。
この時、正直言うと時間には少し無理があった。
でもそこまでして行っておいて本当に良かったと思う。



ニュースター以来の実戦になるバニーガール。
行動範囲の店にはあまり無かったという事もあって、さほど回数は打っていない。
しかし初めて打ったときの衝撃は今でも忘れられない。
その頃は2号機全盛だったと言う事もあり、2号機はそれなりに打ったのだが
バニーガールが一番インパクトが大きかった。
普段打っていた台が、やや地味なビッグパルサーだったので
余計に派手な台だと思えた。
小さめでシャープな7が印象的だった。
ズレ目が出た時の期待感、5Gを超えるかどうかのフルーツ集中
ファンファーレとBIG中の音楽、全てが衝撃的で楽しい台だった。

今回が店で打つのは最後になる可能性が高い。
とにかく自分が満足するまで打つつもりだった。
時間は無かったが、閉店まででも打つつもりだった。

店に入ると結構な客付きで、バニーガールも多くの常連客で溢れていた。
その中に2台だけ空きを見つけ、私は朝から何もボーナスが来ていない台に座った。
投資6本で綺麗に7が揃う。2/3打ち込んでまたBIG。

そこからが凄かった。

両ボーナスが軽快に揃い、60G集中がその流れをしっかりと支えた。

 

圧巻だったのは、BIG後すぐに60G集中が入り、集中が終りすぐにREG。
REG後1GでBIG。クレジットでBIG。
閉店間際まで打って1700枚程のメダルを流す。


 
写真左:流石は大阪と、正直思った。 写真右:大阪と言えばやはりこれでしょう。

梅田に戻り、私は東急インにチェックインして(ホテルの人、遅くてゴメン)
左ネリナさんと梅田でお好み焼きを食って、その日の打ちは終了となった。

そして私は部屋で一人コーヒーを飲みながらしばらく浸っていた。
ワンダーセブンとバニーガール、その衝撃の余韻に浸っていた。

これほどまでに素晴らしい台を打つことが出来るなんて、なんて幸せなんだろうと思った。

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