さすらい47

ハイサイ☆潮騒4周年記念遠征「お疲れ様、俺」


「自分を褒めてあげたい」と言ったのは、あるマラソン選手ですが
お疲れ気味の自分を癒してあげたいと思い、独りで九州へ向かうことにしました。
GR10さんとの休みがどうしても合わずに独り旅、というのが真相です。

9月16日(金)

飛行機の出発時刻がいつもより少し早くなったのは予定外の出来事だった。
仙台空港に着いた時、空港はまだ開いていない。
入り口前で待ちながら、出勤してくる空港職員となんとなく挨拶など交わしたり。
今回は時間にゆとりをもたせて、3泊4日の旅。
急ぐことはない。大きな荷物を預け、身軽に乗り込む福岡行きの飛行機。

機内でサービスの期間限定アイスコーヒーをすすり、翼の王国に目を通す。
そうしているうちに降下を開始し、いつも通りに福岡空港到着。
フライト時間がいつもより何故か短く感じる。
預けていた荷物を受け取り空港の外へ。
やや肌寒かった仙台とはやはり違って、気温はそれなりに高い。
そこで一服しながら宿へ向かうルートを考えてみる。

手っ取り早いのは地下鉄で祇園まで行き、徒歩でホテルに向かう事。
現在の時刻は午前10時過ぎ。地下鉄なら20分もあれば着くだろう。
しかしこの時間では早すぎてホテルにチェックインできない。


歩く事にした。九州の地を自らの足で感じるのだ。



汗だくになりながら、歩け歩け、俺。


汗でTシャツの色がすっかり変わり、やがて穿いているジーンズも汗の餌食となる。
地図はホテルのパンフという簡易なものでしかなく、それでも自分の勘を信じて歩き続け
意外なほどあっけなくたどり着いた地下鉄祇園駅。
自分の勘が正しかった事に一安心。コンビニでお茶とマンハッタンを買う。

初めて九州に来たときに泊まったスカイコート博多
レト氏、ゴリさんと飲んだ馳走屋黒川の前を通過し、三井アーバンホテルに向かう。

祇園駅からホテルまでは近かった。
そういえば初めての九州遠征の時に寄った屋台はこの辺だった気がする。
チェックインをしておこうと、ホテルの中へ。
空調が素晴らしく効いたロビーはとても心地良いが
いかにも「徒歩で長距離を歩いてきました」的な、汗だくの怪しげな来客に対する
ホテル従業員と他の宿泊客の視線は、優しいようで冷たく厳しい。

ああ、でも良かった。チェックインを済ませてやっと部屋に入れる。
涼しげなエアーコンディショナーの風を全身に浴びて、シャワーの後少し仮眠でもしようか。
安堵の私に受付嬢の鋭い言葉が突き刺さったのはまさにその時だった。


「まだお部屋には入られませんので、そちらの大きなお荷物だけお預かりしておきますね」



















も う だ め ぽ orz

もう、だめぽ

不覚にも動揺を隠し切れず、言葉が詰まる。
いや何だ、とにかく早くエアーコンディショナーの涼しげな風を
この「今現在日本一汗臭い男 廃彩777」に与えて欲しい。
ふと思い浮かぶ、あるパチンコ屋の存在。
祇園駅の真向かいにあるパチンコ屋(GION1.1)に、吸い込まれるように消えていく。

この店にはもちろん旧台は無く、設置台も全く普通なのだが
ハイビスカス系の沖スロが設置してあったので遊んでみる事にした。
こーじさんと合流するまで遊べれば、と思っていたのだが
移動2台目でそれなりの台を掴んだらしく、運良く少しだけ勝ってしまった。

ホテルに戻って軽食。メニューはマンハッタンとお茶。
テレビを観てしばらく過ごしているとこーじさんよりメールが入る。

ホテルの前まで来てくれて無事合流。

駅まで出てこーじさんお奨めのジャンクフードを食いに行く事になった。
お好み焼きや焼そば、焼き飯を食わす店らしい(店名失念)。
時間帯がちょうど帰宅時間にかかっていたので、混んでいると思いきや
空席があり座ることが出来た。そして2人してお好み焼きを注文。
なんかソースが独特というか、今まで食べたことの無い味を堪能。

その後は買い物でぶらついたり、いかにも出ませんと言う感じのパチンコ屋に入ってみたり。
明日は早い時間から動くと言うこともあり、22時頃に解散。
博多駅前付近で待ち合わせる事になった。


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